落ち込んだらここに戻ってくる
こんにちはこんばんは。
わさびです。
久しく開いてなかった文章作成画面。
今までの何かを取り戻すかのようにポチポチと文字を打っていく。
半月ほど前に人生できっと、いや、一番の大勝負である国家試験を終えた。
多分人生で一番勉強したと思う。
これまでの人生とこれからの人生、両方ともをいっぺんにかけた大勝負だった。
入念に準備をしたからか、年を明けた頃から一体何を勉強したらよいのか分からなくなった。
過去問の問題集は6周目に入り、文章なんて読まなくても選択肢を見るだけで答えが分かるようになってしまった。
逆に問題文を読むだけで正解の選択肢も、誤りの選択肢も思い浮かべることができる。
友達と何を血迷ったのか、試験1週間ぐらい前から13年分ぐらいの過去問を一気に解いた。
でもそのおかげで、直前に何をしたらいいんだろうと悩まずに、時間を無駄にせずに済んだ。
去年のうちに予想問題集に手をつけたが、予想問題集は難しすぎて心底へこんだ。
今まで勉強して得た知識がまるで役に立たない。
全く歯が立たなかった。
初めて聞いた検査の名前、機械の名前、法律の名前。
あくまでも予想問題集なので絶対当たるというものではないが、出たらラッキーだな。その程度。
だけど、解けない自分に腹が立ったり、すごく悔しくなったりする。
こんな時、負けず嫌いな性格で良かったと思う。
覚えが良いわけではないので、何回も同じ問題で間違えることもあった。
その度に、前もやったのに、この前も同じ問題で間違えてる、そんな気持ちが試験前で弱っているメンタルに更に追い討ちをかける。
自分の性格上、安心しきるということはとても危険だ。誰しもが試験前は「これだけやったら大丈夫。絶対合格するよ。」という言葉に安心感を覚えるが、自分は違った。
もう大丈夫と言われると、その言葉を本気にして勉強しなくなる、それが私。
だからそんなこと思わないようにしたし考えないようにした。
もちろん、不安そうな友達には積極的に声をかけた。
「一生懸命やったからきっと大丈夫。もうちょっとだけ踏ん張ろう。」
頑張ろうねなんて言葉、もう既に頑張っている友達にかけることができなかった。
こんな時、自分の気持ちや感情を素直に言語化出来る十分な語彙力が欲しいと思う。
自分が「もう大丈夫。これだけやった。」と思ったのは試験前日の布団の中と試験が始まる待ち時間の間だけだ。
どの受験の時も理想通りに勉強できない自分が嫌で嫌で仕方がなかった。
でも今回は、初めて自分自身のことを味方だと思った。自分のことを不安にさせるのも、メンタルを強く保ってくれるのも自分だった。
どれだけ勉強しても本番前は緊張してしまうし、不安になってしまう。これはしょうがない。多分試験会場にいる人全員がそう思ったんじゃないかなと思う。
でも、今までどれだけ頑張ってきたか、ということは絶対に自信になる。
あれもやった。これもやった。
だから大丈夫。
この達成感は勉強した人しか得られない。
だから試験に向けた勉強はするべきだと思った。
生きてるうちにあと何回試験を受けることがあるだろう。もしかしたら最後の受験だったかもしれない。
貴重な経験だった。
まだ全ての国家試験が終わったわけではないけど、国家試験を受験された方々、本当にお疲れ様でした。
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急に更新をしたと思ったら、何の話やねんという感じだと思いますが、試験を終えて忘れないうちにこの気持ちを残しておきたいと思ったので、記事にしました。
これから試験を受ける人も、そうじゃない人も、何かを頑張らなければならない人へ確実に言えることは、頑張ったという事実がいつかは自分の武器になるということです。
今回の経験は、自分の人生のどこかできっとどこかで役に立つと思っています。
くじけそうになった時、不安になった時、嫌になった時にここの記事に戻ってこれたらと思います。
それでは今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
ぼちぼちブログ再開していく予定です。
皆さま、どうかご自愛ください。